引き伸ばし機を使ったカラーフォトグラムWS
追記 2020.01.12
引き伸ばし機を使ったカラーフォトグラムワークショップは終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました!
リヴィエール
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引き伸ばし機を使ったカラーフォトグラムWS
引き伸ばし機を使ったカラーフォトグラムワークショップは終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました!
リヴィエール
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引き伸ばし機を使ったカラーフォトグラムWS
リヴィエール所蔵展「RIVIERE Collection 2019」と同時開催で、
フォトグラムという手法は一般的に、印画紙の上に直接物を置くなどして、その影を印画紙に定着させることで行われます。
物質を透過した光やシルエットがそのままイメージとなる為、
カメラで写された写真とは異なり、
私達の想像を超えるようなイメージと出会うことができます。
今回のワークショップは、印画紙の上に物を置くのではなく、
暗室で引き伸ばし機(※) を使用して行います。
通常、引き伸ばし機で写真を制作する場合はカメラで撮影、現像したネガを使いますが、
今回のワークショップではネガの替わりに、薄い平面のものを挟み込む形で行います。
このプロセスにより、従来のフォトグラムとは違って、
素材自体の拡大縮小、ピントの調整に自由度が生まれます。
素材にできるものは、 ネガのように薄い平面のものに限られますが、
ネガキャリアに挟み込まれた状態でも、
その素材に生じる微妙な凹凸であったり、
素材自体の性質(どんな風に光を通すのかなど)といったことが、
プリントされるイメージへと反映されるという点で、
フォトグラムの性質を持つ手法と言えます。
簡単に言えば、
「薄く光の通るものをネガの代わりにして、暗室で遊んでみよう!」
というワークショップです!
暗室初心者の方も、暗室経験者の方も、楽しめるワークショップです!
ぜひご参加お待ちしております!
リヴィエール
<ワークショップによせて>
一般的に、「暗室で写真をプリントする」といえば
当然、プリントする写真のネガが必要になります。
一方で写真の歴史を遡れば、約200年前という最初期の段階で、
写真のネガ以外のもの、 例えば布生地やイラストが書かれた紙といったものを
ネガとして扱っていることが知られています。
今回のワークショップでは、
そうした「写真のネガではないもの」をネガとして扱い、
一枚のプリントを制作することを目指します。
通常の暗室プロセスと、 フォトグラムという技法の合いの子のような、
すこし変わった手法を試みていただきます。
どちらかというと、テクニックよりも、
アイデアや想いが大切になってくると思います。
もちろん、暗室未経験の方でも問題ありません。
現代の写真は、 テクノロジーの発展と共にその概念もみるみる拡張しています。
そんな「写真」の可能性を
アナログな技法の観点から模索していくことを目的とします。
形式化されたプロセスという固定概念をほぐすことで見えてくる、
あらたな発見や可能性を一緒に楽しんでいけたらと思います。
三保谷将史
⬛︎プロフィール
三保谷将史(みほたに まさし)
1987年生まれ
2015年ビジュアルアーツ大阪 写真学科 夜間部卒業
現在、京都の現代アートレジデンス河岸ホテルを拠点に活動
京都造形芸術大学 通信写真コース非常勤講師
受賞歴に、2018年度JAPAN PHOTO AWARDほか、TOKYO FRONTLINE PHOTOAWARDファイナリスト、HARIBAN AWARDショートリスト。アートフォトマガジン IMA vol.26 掲載。直近では個展の他、国内外のグループ展に参加。 ファッションブランドEditionへの作品イメージ提供や、 雑誌STUDIO VOICEの撮影参加など活動の幅を広げている。
ウェブサイト
インスタグラム
ワークショップ参加申し込みはこちら
「引き伸ばし機を使ったカラーフォトグラムWS」詳細
六切サイズのプリント1枚を作成します。
六切サイズのプリント1枚を作成します。
開催日:2019年12月28日(土)
2020年1月4日(土)
時間:1部 12時~14時
2部 15時~17時
※時間がズレる可能性もございますので、時間に余裕をもってご参加下さい。
※時間がズレる可能性もございますので、時間に余裕をもってご参加下さい。
定員:各部 2名
料金:6,000円/名
【持参いただくもの】
光が透過する平面のもの(厚みは1mm未満の薄いもの)
*例えば、紙や布、葉っぱやビニールといったものです。
光が透かせるものに限ります。
厚みがあったりして光が通らないものや、
不衛生で引き伸ばし機を汚してしまう恐れのあるものは不可とします。
不衛生で引き伸ばし機を汚してしまう恐れのあるものは不可とします。
*最低3種類ほどを、ご持参下さい。
(素材によっては予想以上にうまくいかない事もある為、
限られた時間内で行えるよう、複数の素材があれば安心です)
*写真のネガは必要ありません。
【こんな人にお勧め】
・カラー暗室をやってみたい
・現代アートに興味がある
・写真の視野を広げたい、実験的な写真技法に興味がある
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