近頃のリヴィエールについて


こんにちは。


暑さも和らいで過ごしやすく
なってまいりましたね。

なんてったて秋の空気と布団の組み合わせが最&高。

お布団が柔らかく包みこんでくれる。
そう、まるで永遠かのように…

つまり涼しいからいいねってことです。

純子です。


最近のリヴィエールについて書きます。


先日は女性お二人に
はじめてのフィルム現像・カラー暗室
のご利用を頂きました。


特別にワークショップというわけではなく、
毎週土・日曜日は「はじめての暗室コース」をご用意しておりますので、
はじめての方でも安心してご利用いただけるリヴィエールです。


まずはベロ出しからご一緒に。はいどうぞ。


今回は失敗の少ないパターソンのリール&タンクを使用し現像です。




通常は広い暗室内でフィルムをリールに巻いていくのですが、
この日は他のお客様が暗室を利用されていた為、
ダークバックを使用してクルクル。

すこし話がそれますが、かなりそれますが、
皆様、「毛皮のエロス」という映画をご存知でしょうか?
写真家ダイアン・アーバスへのオマージュ作品です。

この作中で主人公ダイアンはローライフレックスを使って
バシバシ写真を撮るわけです。
そして撮影済フィルムはこっそり秘密の壺の中へ隠す。
それを見つけた夫が自家現像するシーンが出てきます。
その時にこの↑の写真の左の方が使用しているタイプの
ダークバック&ステンタンクを使って現像をスタートするんですが・・・
作中では一晩で約50本以上現像+プリント仕上げてましたね。

できるかいなっ!!!
って思わずつっこんでしまいました。


4x5での撮影シーン、暗室シーン、
ローライにフィルムを入れるシーンなど
カメラ好きな方は一層楽しめる映画だとおもいます。



さて、リヴィエールに戻りましょう。


現像の続きでございます。
薬品を投入してフリフリ(撹拌)


現像成功しました(ホッ)


カットして現像は終わりです。


次はカラー暗室へ・・気に入ったネガを2コマ選びます。


はじめての暗室コースでは六切印画紙4枚を基本セットにしており、
本番プリントを2枚仕上げることを想定して4枚にしています。
(2枚はテストピースに使用)
もちろん追加で印画紙購入もご利用頂けます。

ネガを選ぶ際にスマホを使うとポジ状態に見える機能があります。

設定で「色反転」というモードにしてからスマホをネガにかざすと、
ネガの色が反転してポジに見える!
という裏技でございます。
是非使ってみてくださいね。


 


今回もテストプリントをしっかりとって色調補正をしながら、
本番プリントを仕上げました。


はじめての現像&暗室を楽しんで頂いけたようで、
こちらが嬉しくなってしまいました。


暗室ではトリミングや色調補正はもちろんのこと、
覆い焼き、焼き込みなどで写真の濃度補正などをすることもできます。
撮影時の想像をはるかに超えた感動が、暗室プリントを仕上げたときに感じられます。
デジタルとは違い、フィルムで撮った後すぐに写真が見れないワクワクに加えて、
写真を作り上げるもう一つの楽しみが暗室にはあるぞ~、と思ったりもします。


「よく分からないけどフィルムで撮ったからやってみたいなぁ」という方でも、
スタッフと一緒にやるとそんなに難しくないので、
きっと楽しめると思います(`・ω・´)/


また次回のブログで。



純子

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