フジフイルム&コダック カラー印画紙について


こんにちは。
皆様台風どうもなかったですか?

一発目の巨大台風は
リヴィエールは強風で、
潰れちゃうかと思いました(泣)


さて、
今回は印画紙によって
こんなに違うよ!暗室プリント!
ってな内容を書きますね。


印画紙って皆さんご存知ですか?
私は暗室を始めるまで
なにそれ知らんでした。


だから当たり前に知ってるもの
じゃないなぁと思って
聞いてみましたノ)゚Д゚(ヽ

【印画紙とは】
写真の焼き付けや
引き伸しに使う感光材

まぁ、像を焼き付ける紙。
写真のことです。
あのペラっとしやつですね。



ではこちらの感光させた
(わざと使い物にならなくさせた)
印画紙をご覧ください。


ブルー = フジフイルム製
ピンク = コダック製


各メーカーでベースの色が
こんなにも違います。
表面に塗ってある、
乳剤の違いですね。


それぞれ同じ補正データで
プリントした写真がこちら。



【ジュンコデータ】 
 シアン:0
マゼンダ:35
イエロー:45
露光時間:6.8秒

コダック 乳剤色ピンク

フジフイルム 乳剤色ブルー

けっこう違いますよね。


乳剤がブルーのフジは
少しプリントがブルー
によりやすい印象ですね。

一方、乳剤がピンクの
コダックは、
ん~少し暖かさ・・暖色が
でやすい印象ですね。



メーカーによってこんなに
違いがでます。


とはいっても
カラー暗室では常に
フィルターで色味の調整が
入りますので、
乳剤がピンクのコダックだからといって
青が上手にでない・・・
なんてことは絶対にありません。
あえて青くすることだってできます。
フジも同じです。


※※
それぞれ感覚は違うので、
もしかしたら海とか空の
青が多い写真はフジが絶対良い!
って方もいらっしゃるかもしれません。


今回なぜこれブログにしたか
といいいますと、
個人的に暗室をしていた時に、
テストピースはコダックでとって、
いざ!まいる!本番プリント!
って時にフジのペーパーで
プリントしたからです。


何が起きたかというと、
いざ!まいる!で
テストピースで色味調整して
やっと大きく焼くぞ!
って焼いたら全然理想の
プリントじゃなかったんです。


え、ちょっと
あなた誰ですか?


って感じですよ。
やっと出会えるとおもったのに。
みたいな。


それでなんでなんでなんでって
1000回くらい考えてたら
原因はテストピースと
本番の印画紙のメーカーが違った
ことからだと分かりました。
(2回くらい考えました。)


あまりこんな事も起きないので
ブログにしてみました。


そしてこの写真は
大好きなおばあちゃんが
みんなお腹いっぱいにも
かかわらずニコニコで
ぜんざい食べや~
って持ってきてくれる
お正月の1枚です。

とっても素敵なので、
プレゼントしようと
おもって焼きました。


受け取ったときは
どんな顔するかな~とか
想像しながら暗室でプリント
したので、お店プリントよりも
少し気持ちがオンされたかな?
とおもいます。



贈り物にお写真を暗室プリント
してみはいかがでしょうか?


おばぁちゃん喜ぶかな(人-ω・)


ジュンコ
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