ブローニーフィルムの話
こんにちは。
お久しぶりです。
リヴィエールのジュンコです!
さて、今日のブログは「中判フィルム」について
書いていきたいと思います。
645とか6x6とか
6x7とか6x9とか
そういうのについてです。
〜今回のブログは初心者さま向けの内容です〜
中判フィルムカメラというワードは
フィルム写真を始めたての方の中には
そういうのあるのは知っているけど、
とりあえず、
「なんかよう知らんけど、
大きめに撮れるやつやろ?
せやけど、ワイはとりあえず
36枚撮りでスタートやで!」
という方も多いと思います。
私はそうでした。
まずは写ルンです。などでお馴染みの
135フィルムについて。
普通サイズのフィルム=135
そう、私はそもそも
135のフィルム=36枚撮れるフィルム
と思っていました。
実際には、そうではなくて、
135フィルムは
・36枚撮り
・24枚撮り
・12枚撮り(今はおそらくない)
など、撮れる枚数があらかじめ決まったフィルムなのですが、
正確には使用するカメラによって違う場合もあるんです。
カメラによっては
36枚じゃなくて72枚近く撮れるんですよ。
?????
これってどいうこと???
135フィルムのパトローネ(フィルムの容器のこと)
の中には、ネガが長巻の状態で詰まっています。
それを念頭に↓へおすすみください。
(ここの意味がわからなくても気にしないでね!)
【まばたきを例にした場合】
カメラのシャッター = 目のまばたき
と考えると・・・
①目を細めてまばたきすると
見える景色は狭い
②目を大きく開けて
まばたきすると
見える景色は広い
【トイレットペーパーを例にした場合】
カメラのシャッター = ちぎる幅
①少しだけ使お〜
②多めに使おう〜
2つの例をあげましたが、
それぞれ②より①の方が
一本のフィルムを細かく使えますよね?
①が72枚とれるパターン
②が36枚とれるパターン
ってことです。
72枚とれるカメラのことを
「ハーフサイズカメラ」
と言います。
フィルムの撮影枚数が2倍になる、経済的にも優れたフィルムカメラです!
ただし、撮影されるコマが普通の135フィルムの半分の大きさとなるので、
暗室などでプリントするときに多少粒子が目立ちます。
ポピュラーな機種ですと、
・リコーオートハーフ
・オリンパス ペン
・サムライ など
長くなりました・・・・
これと同じように
中判フィルムもカメラによって
撮れる枚数が違います。
ネガ1コマのサイズが違ってきます。
どのサイズ(送り)で撮影できるかが、
645とか6x6とかの意味になってきます。
ブローニーフィルム
この縦の幅は常に6㎝です。
だから6x◯っていうんですね。
余談ですが、ブローニーのことをまだあまり知らない頃。。。
「ブローニーーーってみんな言ってなくない?
自分だけニーって伸ばしてる?
発音合ってますか??
え、るろうに剣◯の方ですか?」
って思っていたんですが、
ブローニーーーーと語尾を
伸ばすので合ってます。
そのほか120とか2Bと
呼ぶこともあります。
暗室作業時にネガを挟んで
引き伸ばしきにセットする、
ネガキャリアがサイズを
知るのに分かりやすいので、
こちらの画像でサイズを
見ていきましょう〜
サイズ名称:6x4.5 (読み:ロクヨンゴ)
縦6㎝(固定)x 横4.5㎝
ブローニーの中では
もっとも小さいフォーマット
(コマの幅が狭いからたくさん撮れる)
645で撮れるカメラ
・MAMIYA 645pro
・FUJI GS 645←ワタシコレツカッテイル
・CONTAX 645←蜷川実花コレツカッテイル
など
サイズ名称:6x6(読み:ロクロク)
縦6㎝(固定)x 横6㎝
ブローニーと言えば6x6が
メジャーな感じがします。
6x6で撮れるカメラ
・Hasselblad←大人の装い的な
・ROLLEIFLEX←二眼といえばこれ
・MAMIYA6 など
サイズ名称:6x7(読み:ロクナナ)
縦6㎝(固定)x 横7㎝
6x7で撮れるカメラ
・PENTAX67←王道バケペン
・MAMIYA RZ 67←マジでかい
・MAKINA 67←憧れの綺麗なお姉さん的な
など
どのサイズで撮りたいかで
カメラを選べば良いということですね!
よく「初心者はたくさん撮れる645から始めれば」
と言いますけどね!
個人的には
「単純に好きなサイズで撮ってみる」
で、良いと思いまーす。
長くなりましたが、
この中判のサイズ名称を
初心者向けに書きたかったんです!
はーほんと長い
ごめんなさい・・・・
ちな情報ですが、
リヴィエールでは最大4x5(読み:シノゴ)まで
カラー・モノクロ共に
暗室で手焼きすることができますよ〜
一番小さいサイズは
110(読み:ワンテン)です。
ぜひフィルムで撮ったら
暗室で写真をつくってみてくださいね〜
最後に4x5とか110とか!
こちらもどういうサイズか
説明したくなりますが、
ひたすら長くて校長先生の
いらない朝礼の話くらいに
なっちゃいそうなので・・・
またいつか、ということで。
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